恥ずかしながら俺はアルコール依存症。
2年前からのコロナ禍の影響で外で飲むことはめっきり減った一方で、
自宅で酩酊状態になるまで晩酌
といった生活がしばらく続いている。
そんな俺がふとしたことをきっかけに禁酒を始めた。
今日で禁酒して1週間が経過したので近況を説明したいと思う。
こんな人におすすめ
- 禁酒1週間でどんな効果があるか知りたい
- アル中でも禁酒できるノウハウを知りたい
- 口うるさい塾のオヤジをバカにしたい
禁酒をしようと思ったきっかけ
まず、俺はお酒を覚えて以来ほぼ休むことなく飲んでいる。
寝る前にストロング系の500mlを3本ほど飲まないと眠れないといった状況。
この上なく恥ずかしい話だが隠すのもキモいし全部さらけ出す
お陰で首や肩は凝るし、むくみはひどくて、目元にはクマがクッキリという状態で日々を過ごしていた。
そんなロクでもないおっさんなわけだが、ある生徒との会話が禁酒のきっかけとなる。
いつも全く宿題をやってこない生徒。
どうやらゲームに没頭するがあまり宿題をやっている暇もない様子だ。
楽しいことだけして一生過ごしたいよね、人間だもの
ちなみに俺はゲームにハマったことはない。
もちろんジムリーダーを倒したり、卵の孵化に夢中になったりしたことはあるが生活がゲームで侵食されたりすることはなかった。
だからゲーム中毒になって勉強に集中ができないということが、言ってしまえば理解できない。
そこで閃いたのが俺も楽しみを我慢してみるということ。やっぱり教育者たるもの生徒と目線を合わせないとね。
俺の楽しみは言うまでもなくお酒。
俺は酒をやめる、だからお前はゲームをやめろ
言いたいことはこういうわけなんだけど綺麗にまとめると、
我慢を押し付けるだけではなく、自分も我慢を受け入れてみよう
こういうことだ。そう思ったのが禁酒のきっかけ。
1週間禁酒の苦悩と効果
そんな感じで軽々と決意してしまった禁酒。
はっきり言ってこの1週間は地獄のようだった。
これまで色々と我慢を強要してきた生徒のみんな、ごめんな
とにかく1週間の記録を一日ごとにまとめていきたいと思う。
禁酒一日目
禁酒1週間の中ので一番キツかったのが実は初日。
禁酒は明日からでいいんじゃないか！？
という邪念が頭をよぎる。大量の水を摂取して煩悩を抑えるしか方法はない。
なんとかベッドに入り勝利を確信したところで悪夢が待っていた。
悪夢ならどれほど良かっただろうか。夢すら見させてもらえない。
そしてやたらトイレに行きたくなる。
とんでもないこと（＝禁酒）を始めてしまったようだ…
禁酒二日目
なんだかんだ朝の5時くらいまで寝付けず、寝たのか寝ていないのか分からない状態で仕事開始。
日中は全く飲もうと思わないのがせめてもの救いか。
初日に感じたのは水でお酒を飲みたいという欲望は紛らわすことができないということ。
代わりになるものを見つけようということでたどり着いたのが炭酸水だった。
このシュワシュワがたまんないんだよな
やっぱりウィルキンソンの炭酸水は美味しい。箱買いしておいてよかったぜ…
初日が眠れなくて寝不足ということもあり二日目は即就寝。
禁酒三日目
なんか目覚めが最高に気持ちいい。朝ってこんなにも清々しかったのか。
早くも三日目にして禁酒の効果を感じることができた。
俺からしてみれば立派な効果だ。
ところで二日目は前日が寝不足だったがために早く眠りにつくことができた。
三日目は間違いなく眠れないだろうと事前に対策をすることにした。
それは、
出典：みんカラ
なんて画期的な薬はないので、このサプリ。
どうせ眠れないなら僅かに眠った時間だけは睡眠の質を上げよう
このサプリには禁酒前から何かとお世話になっている。
そして寝ようとするもやっぱり、
でも全くもって問題なし。
たとえ数時間しか寝られなくても目覚めは最高なのだから。
禁酒四日目
朝日が最高に気持ちいぜ。きっとこれも禁酒とネルノダの効果なんだろう。
ふと気が付くと身体が楽になっている。
身体が楽になったことで仕事もめっちゃ捗る。後回しにしていたような作業があっという間に片付き仕事終了。
そして今日は華の金曜日。
そう、華の金曜日…
一応、全国の中高生に説明しておくけど、大人にとって金曜日は背徳感なくお酒を飲める数少ない幸せな一日なんだぞ。
仕事を早く切り上げて帰宅するも、
出典：かいがいの
どうしても我慢できない、コソッと飲んでもバレないか
そう思い自然と体はコンビニに向かっていた。
禁酒を約束した生徒たちの顔が頭をよぎる。
だめだ。
子どもたちのお手本にならねば。
コンビニに着くなり手にしたアルコール飲料を元に戻し、あるものを購入し帰宅。
そしてそのあるものというのがノンアルコールビール。
実のところ俺はこれまでにノンアルコール飲料を飲んだことがなかった。
はっきり言って期待はしていなかったんだけど、
これどう見てもビールじゃん、味も完全にビールじゃん
禁酒によるストレスが一気に和らいでいく。まるで晩酌していたあの時のように気分が高まる。
勝った。
これさえあれば禁酒も辛くない。
そうしておじさんは満足して眠りにつくのであった。
禁酒五日目
覚えていない。
四日目の密度が濃すぎて覚えていない。
ただノンアルコールビールは浴びるほど飲んだ。
禁酒六日目
謎の行動力を発揮する。
これまで「めんどくさい」と思っていたことが無性にやりたくなる。
特に部屋の掃除。
おかげでかなり綺麗になった。
はたしてゲームをやめたら勉強もやりたくなるのか？
それからなぜか自転車を買って旅に出た。多分、体を動かしたくなったんだと思う。
4時間くらい自転車で冒険をして帰ってきた。
そしてノンアルコールビールを浴びるほど飲んで寝た。
禁酒七日目
七日目にして目に見えて顔がスッキリしたような気がする。
パンパンに張っていた顔が元に戻って顔がだいぶ小さくなった。これは嬉しい。
家庭教師はあくまで接客業だ。とにかく見たが大事なのである。
ところで七日目にして疑問に思ったことがある。
ノンアルコールビールは無意味なんじゃないか…？
ノンアルコールビールでどれだけ誤魔化そうとも結局ビールの味に、もといビール風な味に満足している以上、ビールを完全に断ったわけではない。
確かに一時的な禁酒には効果があるんだろうけど、酒をやめようとしている人は飲むべきでないと思う。
あれ？俺の目的は一時的な禁酒？それとも断酒？
答えを探していたら朝になっていた。
これから禁酒を始めようとする人に伝えたいこと
とりあえず禁酒し始めて1週間の様子を時系列でまとめてみたわけだが、禁酒ははっきり言っておすすめできる。
もちろん最初の1週間は辛いことしかない。
そこで地獄の1週間をできるだけストレスなく乗り越えるために二点だけは伝えておきたい。
お酒の代わりとなる飲み物は確保するべし
とにかく1週間ずっと口がさびしい。いや、口というより喉と言うべきか。
喉を通っていくシュワシュワが恋しい
この喉のさびしさを紛らわせるのが禁酒の難しいところだと思う。
かまってちゃんな喉を満足させてあげられる紳士を探すことから始めよう。
水、お前は無理だ。
とにかくお前は個性がない。つまらない。
炭酸水はどうか。
刺激があって満足度も高い。近すぎて大切な存在であることに気がつかれない主人公タイプ。
ノンアルコールビールは白馬のお王子様。ありとあらゆる欲望を叶えてくれる存在だ。
ただ忘れてならないのはその存在は幻であるということ。
ちなみにノンアルコールビールはサントリーの『オールフリー』が一番美味かった。
他のは風味がどうしても好きになれなかった。
睡眠不足対策は万全に行うべし
まず間違いなく寝付けない。
寝付けないのは仕方のないことだが、社会人にとって一番不安なのが翌日に響くこと。
そこでおすすめなのが眠りの質を上げてくれるグッズたち。
少ない睡眠時間を最大限有効活用しないとね。
まずは先に紹介済みだがネルノダ。
実際のところ効果がどうなのかは知らない。プラシーボ効果なのかもしれないが俺は満足している。
次に耳栓。
なかなか寝付けない中、ようやく眠れそうと思った瞬間に物音で目を覚ますというのは絶対避けたい。
そしてこの耳栓は良かった。
これまで耳栓は朝になると神隠しにあっているので嫌いだった。
だけどこの耳栓は外れない。遮音性も問題ないので是非リピろうと思う。
ただしアラームに気がつかない事案に注意だ。
最後は眼精疲労対策。
特にデスクワークだと目の疲労は死活問題だ。いやデスクワークに限った話でもないか。
お目々パッチリで朝を迎えるためにもめぐりズムの蒸気でアイマスクは必要不可欠。
高いメカニックなアイマスクなんていらない。こういう使い捨てのが逆に気楽でいい。
禁酒1週間のまとめ
とにかくこんな感じでアル中でもなんとか1週間禁酒することができた。
なるほど。
確かに好きなことを我慢することは想像以上に難しいということがよく分かった。
ゲームも一度中毒になってしまうと抜け出すのはきっと難しいのだろう。
とにかく禁酒して1週間で感じられた効果としては、
禁酒1週間の効果
朝が気持ちいい
首や肩の凝りが軽減
行動力爆発
顔のむくみが取れる
こんなところだろうか。1週目の効果としては十分だ。
さあ今日から禁酒はどうすべきか。
続けるべきかやめてアル中のおっさんに戻るべきか。
とにかく3週間続ければ習慣になるなんて偉そうなことを言い続けているからには3週間は続けたいと思う。