こちらの記事は、
今まで勉強なんてしてこなかったけど高校受験に向けて頑張ってみよう
中3になったけど英文法なんてサッパリ
定期テストで赤点取ったこともあるけど中3から間に合うの?
なんて思っている受験生や保護者様に向けた超基本編の内容になっている。
たとえこれまで勉強をやってこなかったとしても諦める必要なんてない。
基礎ができるようになれば成績は必ず上がる!
発展編については勉強法は下記の記事にまとめている。
まずは自己紹介
俺は長いこと高校受験業界に携わっているわけだが、実は中学生1、2年生のころ全く勉強をしていなかった。
とにかく部活の毎日で、帰ってきたらヘトヘト。
とてもじゃないけど勉強なんて無理!
そう思って毎日を過ごすどこにでもいる中学生だった。定期テストでは5教科で合計200程度で英語は赤点なんてことも。
中3になってようやく勉強に向き合うわけだが、何をすればいいか分からないまま、自分なりに一生懸命取り組み何とか偏差値60台そこそこの高校に滑り込むができた。
とにかく何の勉強をしたらいいか分からなかったので色んな失敗談があるがそれは別の機会に。
自分なりに取り組んでみて「これが正解かも」と思えたことを包み隠さず伝えていきたい。
基礎固めはめちゃくちゃ大事!
まず、受けようと思っている高校の入試問題を見てほしい。
どう感じただろうか?
多分、この記事を読んでいただいている人にとってはめちゃくちゃ難しいと感じたはずだ。
でも焦る必要はない
ここで一番やってはいけないことは背伸びをしてハイレベルな塾に通ったりハイレベルな問題集を買うことだ。
あと学校の授業に合わせた補習型の塾に通うこともおすすめしない。
やるべきことは、中1、2年の本当に基本的なところを身につけること。これだけだ。
ハイレベルな塾では基本的なところはできている前提で授業が進むからしんどいに決まってる。
ハイレベルな問題集もいずれ使うかもしれないが、この段階ではまだ解けないから意味がない。
補習塾では学校のカリキュラムに沿って勉強するから、中1、2の内容が理解できていなくても中3の内容を補習するハメになる。
だから補習塾は一見良さそうだが実は結構大変なわけだ。
例えば、『be動詞』を理解できない中学生が『受け身』の文章を理解できるだろうか?
中3で『現在完了』を習うわけだが動詞の過去分詞を覚えていなければテストで得点することは難しいはず。
学習には取り組んでいくべき順番がある。
だから、これまであまり勉強をやってこなかった子ほど中1の基本的なところから順序立てて勉強していくことが必要ということだ。
中1の基礎から復習をする
具体的な基礎固めの取り組み方
高校入試で出題されるような読解問題を解くためには英単語と英文法をしっかりと身につけることが重要だ。
英単語と英文法の学習の仕方についてまとめていく。
英単語
中学生向けにいろんな単語帳が販売されている。『ターゲット中学版』や『システム英単語中学版』などなど。
たくさんありすぎて、どれがいいのかとにかく悩む。
ただ、この悩む時間が一番もったいないから正解を言う。
単語帳はどれを使っても得られる効果はほぼ一緒だ
だから、学校で使っている教科書で十分。
大事なことは”どの単語帳を使うのか”ではなく、”どうやって単語帳を使うのか”である。
”どうやって”なんて偉そうなことを書いたが結局は繰り返しだ。
教科書って新出単語が教科書の左端や右端に載っていると思う。
簡単に言うとあれをただ覚えていくだけだ
覚え方はこちらの記事で紹介している。
英文法
今回は基礎固めを目的としている人にまずおすすめしたいのは、「ひとつひとつわかりやすく」シリーズだ。
中1から各学年ごとに一冊ずつ参考書が出版されているぞ。
こちらの参考書の良いところは大きく二つある。
おすすめポイント
- めっちゃ分かりやすい!
- 参考書がとにかく薄い!
なんというかバカ丸出しなおすすめ理由だがちゃんと解説していく
まず、一つ目の分かりやすいという点だが、図などをたくさん用いながら書かれているのでイメージしやすく、英語のことがサッパリという方でも取っ付きやすい内容となっている。
さらに左側のページを見て英文法のルールを学んだ後、右側の演習問題ですぐに理解できているか確認できるので参考書学習をしたことがない人でも使いやすいデザインになっているのが特徴だ。
二つ目の薄いというのはめちゃくちゃ重要だ
よくある話としては勉強のやる気がある時に分厚い参考書などを買ったものの途中で挫折してしまうということ。
三日坊主といった言葉を皆さんもよく聞いたことがあると思う。
やる気がある時はいいけど、やる気が切れてきた頃にそういった分厚い参考書を見るとさらにやる気がなくなるよね。
しかし、この「ひとつひとつわかりやすく」シリーズは三日坊主になる前に一冊を終わらせることができるはずだ。
まさに勉強嫌いにピッタリ!
テキストが薄いのでやる気がある時に全速力で一気に進めてしまえば、あっという間に終わる。
部活などが忙しくても着実に参考書を消化できている実感を味わいながら取り組めるので本当におすすめだ。
最後に、この「ひとつひとつわかりやすく」シリーズのデメリットをひとつ紹介する。
これは②の薄さゆえのデメリットなわけだが、
これ一冊では中学の英文法を完璧にすることはできない!
ということだ。
高校受験までに覚えなければならない内容でも説明が省かれているケースが多少ある。
だから、この一冊を終わらせたところで他に英文法の勉強はしなくてもいいというわけではないことに注意してほしい。
しかし、基本的な内容は全て網羅されているので、
基礎学力は間違いなく上がるはずだ
「全く勉強ができない!」という状況から学校の先生が言っている内容を理解できるまでにはなるので英語学習への苦痛はなくなるはず。
「ひとつひとつわかりやすく」シリーズを中1から中3までの内容を学習し終えたら、あとはどんな参考書でも構わない。
自分の好みの文法の問題集を探して、「ひとつひとつわかりやすく」では出てこなかった細かな知識を覚えていってくれ。
そうすればあなたの英語の成績は大きく上がるはず
まとめ
もちろん、今回紹介した内容だけでは実力試験で高得点を取ることは難しいと思う。
何事にも順番があるわけで、いつも赤点ばっかり生徒がすぐに学年トップになるのは現実的に考えて無理だ。
まずはその事実を受け入れよう
しかし、今回の内容をしっかり取り組めていれば、他の参考書でも理解できるレベルになっているはず。
あとは色んな問題を解きながら学力を伸ばしていけるので安心してくれ。
詳しくは以下の記事にまとめてあるので是非読んでみてほしい。
これであなたも学年トップ間違いなし!
それではまた。