俺は高校受験に失敗している
当時を振り返ると本当に悔しくて情けなくて消えてしまいたかった気持ちが鮮明に蘇ってくる。
憧れていた高校とは違う高校の通学路、校舎、そして人々。
全てが疎ましく思えた。
希望の高校への入学が叶わなかった方はきっと同じような思いを感じているのではないだろうか。
ちなみに俺は高校受験こそ失敗したが、早稲田大学に現役で合格することができた。
まあ早稲田合格が成功か失敗かは人によって意見が分かれるだろうが...。早稲田に合格する生徒は数年に一人しかいないような高校から受かったと考えれば成功だと思う。
そんな俺から高校受験で失敗をして落ち込んでいる人に向けて、
少しでも元気になってもらいたいぞ
という思いを込めてこの記事でエールを送る。
俺の高校受験失敗物語
需要ないかもしれないが一応念のため。
中2まで全く勉強してなくて内申点がオール2だったいわゆる落ちこぼれだ
中3になって勉強に食らいついていたら気がつけば県内トップの高校も学力的に十分狙える状態になっていた。
模試で県内順位が二桁台、トップ校の募集人数が300名余。
あんあバカだった俺でも受かるんじゃね?
そう信じていた。
ところが、勘のいい人なら分かるかもしれないが「内申点」に最後まで苦しめられた。
中2まで「2」だった成績が中3からいきなり「5」になるということはない。
当然、行きたい高校に必要な内申点に遥か及ばず、一度も調べたこともないような高校を受験することになった。
俺は結局、9教科で「28」というバカ丸出しの内申点を引き下げ偏差値がギリギリ60の自称進学校になんとか入学することになったのだ。
入学してからは1週間くらい、
こんなはずじゃなかった
と寝られない日が続いた。
高校受験に失敗した方へ伝えたいこと
高校どこ行ってもそれなりに楽しいよ
まずは当たり障りのないところから。
高校はとにかく楽しいところだ
高校は中学とは異なり色んなエリアから人が集まる。
交友関係がどんどん広がっていくと日々が充実し始めて暗い気持ちが晴れていくぞ。
一番ダメなのは「なんで俺(私)が...」と思って生活し続けることだ。
気がつかないうちに周りの人たちとの間に壁ができて、本当に高校生活が楽しくないものになってしまう。
学校帰りに恋人や友人と一緒にブラブラしている光景を想像してみろよ。テンション上がるだろ!
新しい目標作るとどうでもよくなるよ
俺も最初でこそ地獄にでもいるようなメンタルで高校に通っていたわけだがしばらくすると、どうでもよくなる。
簡単に言ってしまうと時間が解決するということだが、新しい目標を作ることによって早く乗り越えられるはずだ。
新しい目標は没頭できれば何でもOK!
・部活でレギュラーになる
・校内順位○位
・〇〇大学合格
・彼氏彼女を作る
などなど、何だっていい。
ちなみに俺は校内順位1位を入学式に決意し勉強に励んでいたら早い段階で吹っ切れた。
何のために高校へ通うの?大学受験のため!
元々志望していた高校にはどうして行きたかったのか?
・家から近い
・制服がかっこいい(かわいい)
・校舎が綺麗
・イケメン多い(可愛い子多い)
色々あると思うが、根幹にあるのは次のステップ(大学)に進学するためなはずだ。
ちなみに俺は女の子が可愛い高校を選んだつもりが女の子のいないクラスに3年間ブチ込まれた
話を元に戻すとトップ校じゃないと質の高い教育は受けられないのだろうか?そんなことはないはずだ。
例えば公立高校の教師は数年単位で別の高校に異動になる。どんな高校にだって素晴らしい教師はいるものだ。
超進学校に比べるとカリキュラムがしょぼい
高校に頼らず自分でどんどん進めていこうぜ
ぶっちゃけ指定校推薦狙うのお得だよ
もしも学力的にはワンランク上を狙えたけど、諸事情により現在に至るという人は、指定校推薦を視野に入れてみよう。
自称進学校なら有名大学に最小限の努力で入学できるチャンスがある
詳しくは以下の記事にまとめている。
大人になったら大学名は聞かれても高校名は聞かれない
大学を卒業して社会に出たら「どこ高?」って聞かれることはまずありえない。
出身高校で評価されたりすることはないので安心しろ。
例えば中学校で出身小学校を聞くことはあっても、
お前、どこ幼稚園?
って聞く人はいないでしょ。それと同じくらいのレベルの話だ。
通っている高校に関係なく難関大に行くことは普通に可能
スマホで検索すれば色んな情報をキャッチできる時代だ。
昔は情報を仕入れるために塾に通うなんてことが普通だったが、今はタダで有益な情報を手に入れることできる。
オススメな参考書などもすぐに分かるよな。
学校に行かなくても素晴らしい参考書だけで誰だって成績を上げることができるようになったのだ。
だから高校いらなくね?高校に頼らなくても難関大学は十分目指せるぞ。
俺は高校受験で失敗した時は絶望しか感じられなかった。
悔しくて悔しくて、
行きたかった高校に受かった友達を見返そう
そう思ってとにかく必死に勉強した。
その結果、早稲田大学理工学部に現役で合格することができた。
もしかすると高校受験に失敗していなかったら、早稲田にも合格できなかったかもしれない。
高校受験失敗を糧に頑張れたからこそ今があると信じている。
みんなの中にも当時の俺のような感情を味わっている人がいると思う。
そう考えるともの凄く胸が痛くなる。
ただ、試練とは乗り越えられる者にしか与えられない。
まずは次の目標を作るところからはじめてみないか?