国数英の3科目に比べ、後回しにされがちな社会。
社会の受験勉強が全く手付かずの状態で、
気がついたら入試まであと2ヶ月…
なんて受験生も多いと思う。
そこで今回は中3から勉強を始めて逆転合格を果たした俺が、基礎から発展まで対応できる学習のロードマップを紹介する。
こんな人におすすめ
- 社会科の基礎から復習をしたい
- 公立高校の共通問題の対策をしたい
- 難関高校の独自問題の対策をしたい
問題集さえあれば取り組める内容にしているから塾に通う必要はない。是非、最後まで読んでみてほしい。
【基礎編】まずはここから
以下に該当する受験生は『基礎編』から始めろ。
社会の定期テストがいつも70点未満
社会の実力テストが平均点以下
また、どうしても社会に苦手意識を持っている受験生にもこの『基礎編』はオススメだ。
社会の大変なところは何と言っても暗記が多いこと。
単純に名称を覚えるだけでなく、出来事のきっかけやその後の変化なども覚えていく必要がある。
点ではなく線で覚えるんだ!
そんな受験生泣かせの社会だが大前提がひとつある。
ポイント
人間は一度で全て完璧に覚えられない
忘れてしまうことは普通のことだ。何度も繰り返しながら徐々に完璧にしていく意識を持て。
基礎固めにオススメな問題集は「ひとつひとつわかりやすく。」シリーズだ。「歴史」「地理」「公民」の分野の全3冊。
中学歴史をひとつひとつわかりやすく。
市販で簡単に手に入る。
以下のように使ってみてほしい。
ステップ1
左側の解説ページを読む
赤字や太字を覚えることだけに夢中になるな。
「ここは必要ない」といった先入観は捨てて全文をしっかり読みこめ。
3回音読するのがオススメだ
ステップ2
右側の問題で定着どの確認
まずは左側を見ないで解いてみろ
ステップ3
答え合わせと復習
間違えてしまったらステップ1に戻って音読しろ
ステップ4
もう一回右側の問題を解き直し
全問正解したらそのページは終了だ
以上の手順で1冊を少なくとも3周はしよう。
「歴史」「地理」「公民」の3冊全部で3周終わったらおしまいだ。
「ひとつひとつわかりやすく。」だけでは覚えづらいという人はスタディサプリを使うと楽になるぞ。
\今なら14日間無料体験あり/
スタサプなら音声と映像で説明されるから定着率が大幅に上がるはずだ。
基礎編でつまずく受験生は是非試してみた方がいい。
夏休みや冬休みを使って14日間の無料体験期間だけで社会を攻略しろ。無料だ。
【標準編】ここが一番大事!
公立高校の共通問題対策ならこの『標準編』まででかなり実力が上がりはずだ。
基礎編で使った「ひとつひとつわかりやすく。」では受験で戦い抜くための知識は不十分。
『標準編』でさらに深い知識と理解を追求していく。
ただインプットするだけでなく、どんどんアウトプットしていかないと記憶が整理されないぞ。
この標準編では、
・知識や理解を深めていくこと
・アウトプットを増やすこと
この二点を同時進行で進めていくぞ。
同時進行で短期間で攻略していこう
基礎的な知識から発展的な知識まで対応できるのが、「中学 自由自在問題集 社会」だ。
中学 自由自在問題集 社会
「まとめノート」「実力問題」「発展問題」の3パートに分かれている。
「まとめノート」で知識を深め、「実力問題」でアウトプットするという流れで進めていくのがベストだ。
「発展問題」は非常に難易度が高い内容となっているから、この『標準編』ではスキップして問題ない。
とにかく、まずは1周することが大事だ。
「まとめノート」と「実力問題」の穴埋めや問題が100%完璧に答えられるまで繰り返し復習しよう。
満点取れるまでやり直しだ
時間がなければ裏技もある
ここまで紹介してきた標準編だが終わらせるには相当の時間がかかる。
中には入試まで残された期間が短くなって、
そんな時間がない!
なんて言ってる無計画なヤツもいるだろう。
仕方ないから塾のおじさんがとっておきの裏技を教えてやる。
10年間の過去問題集「高校入試 虎の巻」を使って対策するのがおすすめだ。
「高校入試 虎の巻」とは
公立高校の過去問が分野別に編集されているテキスト
これを使えば各公立高校入試の特色に合わせた対策が可能だ。
よく出る分野や出題形式に合わせ無駄を省いた学習ができる。
こんな人におすすめ
- 入試まで時間がない
- 無駄な勉強はしたくない
- 入試問題に合った対策がしたい
詳細は公式サイトで確認してみてくれ。
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【発展編】最難関を狙え!
ここからは偏差値65以上を狙う人が対象だ。そこまで必要ないからは過去問編までスキップでOK。
標準編までで詰め込んできた知識をいろんなパターンでアウトプットしてくのが、この発展編だ。
また、細かな新しい知識もあるから問題を解きながら覚えていけ。
自由自在問題集の続きを消化
『標準編』で紹介した「中学 自由自在問題集 社会」の「発展問題」が残っているはずだ。
まずは、自由自在の発展問題を片付けろ。
大事なことは答え合わせをして間違ってしまった問題を解けるようにすることだ。
忘れてしまっているのであれば復習、新しい知識だったら覚えるといったように一問一問を大切にしろ。
また「発展問題」だけでなく、自由自在には「理解度診断テスト」や「応用力養成問題」、「高校入試予想問題」も付いているので忘れずに取り組むこと。
くれぐれも解きっぱなしにしないこと!
最高水準問題集 高校入試 社会
難関高校の過去問を取り扱っている問題集だ。
最高水準問題集 高校入試 社会
めちゃくちゃレベルの高い問題なので解けなくても落ち込むな。
何度も言うが大事なことは間違ってしまった問題を解けるようにすることだ。
はじめて解く時に間違えてしまうのは仕方のないこと。復習に復習を重ね知識の引き出しをどんどん増やしていけ。
【過去問編】とにかく演習しよう
ここまで来れば、やるべきことは過去問演習のみだ。
過去問を鬼のように解いて本番の形式に慣れろ!
過去問は声の教育社が出している過去問シリーズがオススメ。
自校作成問題を出題している公立高校を受験する場合は志望校の過去問を購入すること。
過去問を行う理由は問題に慣れるだけではない。
出題の傾向などを把握して、対応できるように調整していくことが合格のカギだ。
グラフの読み取りや記述問題など苦手な問題形式がある場合は自由自在に戻ったり、新しい問題集を購入したりして対策していこう。
あと試験時間は必ず守るように!
口コミで塾なんて探すな!体験授業を受けろ!
どうだっただろうか。
中2まで落ちこぼれだった俺が中3で逆転した経験を元に作成した自信があるロードマップだ。
俺自身の経歴のためか中2まで全く勉強のしてこなかった生徒が俺の周りに集まるわけだが、この計画だけで問題なく高校受験を成功している。
今回紹介したロードマップ通りに学習できれば基本的に塾なんて不要。解説もできる限り詳しいものを紹介した。
ただ、どうしても独学で勉強すると効率が悪くなってしまうケースがある。
・勉強できるスペースがない
・サボってしまう日がある
・分からない問題を質問できない
こんな不安や悩みを抱えながら受験勉強をするならお金を払って塾に通った方が絶対マシに決まってる。
でもどんな塾がいいの?
生徒によって学力や性格が違うから一概に合っている学習塾を紹介するのははっきり言って無理だ。
長年、教室長をやっていた僕が塾選びのコツをあえてひとつだけ紹介するとしたら、
とにかく体験授業に行け!
これに尽きる。
間違っても塾○ビなどの口コミサイトを参考にするな。
口コミは所詮誰かの感想にしか過ぎないが、体験して感じたことは紛れもなく事実だ。
どちらが大事か分かるよな?
実際に俺が教室長をしていた時の生徒でも体験をして通ってくれた生徒はとにかく退塾しないというのが特徴だった。
せっかく通っていた塾を辞めてまた塾を探すというのはかなり労力がいるだ。
本当に良い塾を体験授業でしっかり吟味してストレスなく高校受験を勝ち取りたいという人に「イーリズム塾さがし」をおすすめしたい。
\無料体験で学習計画がもらえる/
口コミサイトより有益な情報が手に入るはずだ。
それではまた。