よく中3の保護者から、
数学の勉強は何からはじめた方がいいのでしょうか?
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といった相談を受ける。
今回は、
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中学2年生まで全然勉強してこなかった・・・
という人から、
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数学は得意だから高得点を目指したい!
といった人まで幅広く活用できる完全ロードマップを作成した。
塾に通わなくても独りで取り組めるような内容になっている。
是非最後まで読んでみてほしい。
【基礎編】まずはここから
まずは数学が苦手だと感じている人は基礎固めを徹底的に行おう。
大事なことは問題を解けるようになることだけではない。公式はもちろん、数学的な用語もしっかり覚えていけ。
基礎固めにオススメな問題集は「ひとつひとつわかりやすく。」シリーズだ。
数学をひとつひとつわかりやすく。
中1〜中3までの3冊が市販で手に入る。
以下のように使ってみてほしい。
ステップ1
左側の解説ページを読んで理解
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新しく出てきた言葉や公式はチェックだ
ステップ2
右側の問題で定着度を確認
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できれば左側を隠して解いてみよう
ステップ3
答え合わせと模範解答の確認
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解きっぱなしにならないよう注意だ
間違った問題はどうして間違ったか解説を読んで理解するように。
ステップ4
間違ってしまった問題は再度解く
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解説を読んだだけでは身に付かないぞ。とにかく手を動かせ。
以上の順番で中1〜中3の「ひとつひとつわかりやすく。」を終わらせるとかなり基礎力が身につきますよ!
【標準編】ここが一番大事!
受験勉強ではこの『標準編』がめちゃくちゃ大事だ。だから、焦らず時間をかけて取り組め。
先に紹介した『基礎編』では「ひとつひとつわかりやすく。」シリーズを使って基礎固めを済ませた。
ところが実際の入試問題を解くにあたって、
注意
「ひとつひとつわかりやすく。」の知識だけでは不十分だ
この標準編では、
・数学の知識を増やしていくこと
・問題演習を積み上げていくこと
を同時進行で行っていかなければならない。
この同時進行を行える問題集が「中学 自由自在問題集 数学」だ。
中学 自由自在問題集 数学
各分野「まとめノート」「実力問題」「発展問題」に分かれているのが特徴。
「まとめノート」で数学知識を固め、「実力問題」でどんどん演習を行っていく。
「発展問題」はなかなかレベルが高いので『標準編』では取り扱えない。
「発展問題」で苦しんで先に進めなくなるのは時間がもったいないから、「まとめノート」と「実力問題」だけ進めて、まずは1周しよう。
もちろん1周では全ての問題を完璧に解くことは難しいと思う。
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少なくとも3周はしろよ!甘ったれるな!
ちなみに、『基礎編』で紹介したステップ3、ステップ4は忘れず行ってくれ。
解きっぱなしになるのが一番いけないことだ。
もう一度解き直すことで頭が整理されるので徹底してほしい。
時間がなければ裏技もある
ここまで紹介してきた標準編だが終わらせるには相当の時間がかかる。
中には入試まで残された期間が短くなって、
そんな時間がない!
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なんて言ってる無計画なヤツもいるだろう。
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仕方ないから塾のおじさんがとっておきの裏技を教えてやる。
10年間の過去問題集「高校入試 虎の巻」を使って対策するのがおすすめだ。
「高校入試 虎の巻」とは
公立高校の過去問が分野別に編集されているテキスト
これを使えば各公立高校入試の特色に合わせた対策が可能だ。
よく出る分野や出題形式に合わせ無駄を省いた学習ができる。
こんな人におすすめ
- 入試まで時間がない
- 無駄な勉強はしたくない
- 入試問題に合った対策がしたい
詳細は公式サイトで確認してみてくれ。
\無料サンプルあり/
【発展編】最難関を狙え!
ここからは偏差値65以上を狙う人が対象だ。そこまで必要ない方は過去問編までスキップしてくれ。
自由自在問題集の続きを消化
『標準編』で紹介した「中学 自由自在問題集 数学」の発展問題が残っている。
ここまで来たら、発展問題も十分解けるはずだ。
答え合わせと間違った問題の解きなおしは忘れないよう、どんどん進めていくぞ。
また、「理解度診断テスト」や「応用力養成問題」、「高校入試予想問題」も付属されている。
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漏れのないよう全部解け!
最高水準問題集 高校入試 数学
かなりハイレベルな問題集だ。
中学 自由自在問題集 数学
この問題集で出題されている問題は誰でも聞いたことのあるような難関校の問題ばかり。
いろんなパターンの問題があるので、対応力が身につくぞ。
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目指せ偏差値70だ!
【過去問編】とにかく演習しよう
長かった受験勉強もあと少し。
志望校に合わせた過去問対策で万全の状態で本番を迎えよう。
過去問は声の教育社が出している過去問シリーズがオススメだ。
自校作成問題を出題している公立高校を受験する場合は志望校の過去問を購入しよう。
過去問演習をする上で、時間を意識することは非常に重要だ。
何年か過去問を解いていくと傾向が分かるから、どの大問にどれくらいの時間を使うか戦略と立てながら解いていけ。
もしも抜けている公式や単語、理解がうすい分野があれば「自由自在問題集」を振り返ろう。
口コミで塾なんて探すな!体験授業を受けろ!
どうだっただろうか。
中2まで落ちこぼれだった俺が中3で逆転した経験を元に作成した自信があるロードマップだ。
俺自身の経歴のためか中2まで全く勉強のしてこなかった生徒が俺の周りに集まるのだが、この計画だけで問題なく高校受験を成功している。
今回紹介したロードマップ通りに学習できれば基本的に塾なんて不要。解説もできる限り詳しいものを紹介したはずだ。
ただ、どうしても独学で勉強すると効率が悪くなる場合がある。
・勉強できるスペースがない
・サボってしまう日がある
・分からない問題を質問できない
こんな不安や悩みを抱えながら受験勉強をするならお金を払って塾に通った方が絶対マシに決まってる。
でもどんな塾がいいの?
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生徒によって学力や性格が違うから一概に合っている学習塾を紹介するのははっきり言って無理だ。
長年、教室長をやっていた俺が塾選びのコツをあえてひとつだけ紹介するとしたら、
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とにかく体験授業に行け!
これに尽きる。
間違っても塾○ビなどの口コミサイトを参考にするな。
口コミは所詮誰かの感想にしか過ぎないが、体験して感じたことは紛れもなく事実だ。どちらが大事か分かるよな?
実際に俺が教室長をしていた時の生徒でも体験をして通ってくれた生徒はとにかく退塾しないというのが特徴だった。
せっかく通っていた塾を辞めてまた塾を探すというのはかなり労力がいるものだ。
本当に良い塾を体験授業でしっかり吟味してストレスなく高校受験を勝ち取りたいという人に「イーリズム塾さがし」をおすすめしたい。
\無料体験で学習計画がもらえる/
口コミサイトより有益な情報が手に入るはずだ。
それではまた。