俺は指定校推薦での大学受験を強くおすすめしているおじさんだ。
一般入試なんてムリムリ!難関大には安心安全の指定校で進学しよう
誰もが憧れる私立大学最難関・慶應義塾大学。
慶應に指定校推薦で合格できたら最高だと思わないか?
一般入試や総合型選抜で合格するのは難しそうだけど...
指定校推薦なら実力以上の大学に進学できちゃうんだ!
今回は私立最難関・慶應義塾大学の指定校推薦枠がある神奈川県内の高校をまとめてみた。
神奈川県立の高校だけでなく私立の高校も可能な限りまとめている。
偏差値順で紹介しているので、
各高校の慶應の推薦枠をパッと見比べたい
という方におすすめの内容となっている。是非、最後まで読んでほしい。
慶應義塾大学の指定校推薦入学者割合
まずは慶應義塾大学に指定校推薦で入学する学生の割合について見てみよう。
最新の2021年度入試のデータを参照している。
参考にしているデータはあくまで指定校推薦入試での合格者数だ。
しかし、指定校推薦はその入試の性質上、辞退者はほぼいないので、
合格者数=入学者数
としても差し支えない。
それでは学部ごとに割合を見ていこう。
学部 | 入学者数 | 指定校推薦者数 | 指定校推薦率 |
文学部 | 835 | 0 | 0% |
経済学部 | 1123 | 0 | 0% |
法学部 | 1245 | 179 | 14% |
商学部 | 1023 | 246 | 24% |
医学部 | 110 | 0 | 0% |
理工学部 | 974 | 184 | 19% |
総合政策学部 | 403 | 0 | 0% |
環境情報学部 | 389 | 0 | 0% |
看護医療学部 | 104 | 0 | 0% |
薬学部 | 214 | 36 | 17% |
慶應義塾大学では、法学部・商学部・理工学部・薬学部の4学部で指定校推薦入試が設けられていて、それ以外の学部では指定校推薦がないということが押さえておきたいポイントだ。
大学全体では、
大学全体 | 入学者数 | 指定校推薦者数 | 指定校推薦率 |
全学部 | 6420 | 645 | 10% |
10%が指定校推薦ということだ。
指定校推薦を実施していない学部もあるので全体的には少なめといった印象。
割合的には明治大学の指定校推薦入学者と同じだ。
慶應義塾大学の指定校推薦は必ず合格できる?
慶應義塾大学の指定校推薦入試の志願者数と合格者数を見てみよう。
学部 | 志願者数 | 合格者数 | 合格率 |
法学部 | 179 | 179 | 100% |
商学部 | 250 | 246 | 98% |
理工学部 | 184 | 184 | 100% |
薬学部 | 36 | 36 | 36% |
大学全体 | 649 | 645 | 99% |
(引用元:慶應義塾大学 - 2021年度 指定校による推薦入試結果)
法学部、理工学部、薬学部では志願者全員が合格できているのに対し、商学部に不合格者が4名いる点が気になる。
何か事情があって出願はしたものの受験に行けなくなったとか、受験態度がよほど悪かったのかもしれない。
あるいはもしかすると商学部は少し厳しめに選考を行なっていたりするケースもあるのだろうか。
いずれにしても大学全体で99%の合格率なので指定校推薦が最強の入試制度であることは変わりない。
慶應義塾大学への指定校推薦枠がある神奈川県内の高校紹介!
慶應義塾大学の推薦枠がある神奈川県内の高校を偏差値順で一覧にしてみた。
偏差値や推薦枠のデータは旺文社の高校受験案内に記載されている数値を参考にしている。
特進クラス、スーパー特進クラスといったように偏差値が複数ある場合、低い偏差値を今回は採用している。
推薦枠があることを公開してはいるものの具体的な数字の記載がなかった高校は「?」と表示した。
慶應義塾大学の推薦枠がある神奈川県内の高校(公立編)
高校 | 偏差値 | 指定校推薦枠 |
横浜翠嵐 | 72 | ? |
横浜緑ヶ丘 | 68 | ? |
横浜サイエンスフロンティア | 68 | 2 |
川和 | 67 | ? |
多摩 | 66 | ? |
光陵 | 65 | ? |
大和 | 65 | ? |
小田原 | 65 | ? |
横須賀 | 64 | ? |
平塚江南 | 64 | ? |
市立金沢 | 63 | 1 |
横浜平沼 | 62 | ? |
神奈川総合 | 62 | ? |
市立桜丘 | 61 | ? |
茅ヶ崎北陵 | 61 | ? |
横浜国際 | 61 | ? |
生田 | 57 | ? |
慶應義塾大学の推薦枠がある神奈川県内の高校(私立編)
高校 | 偏差値 | 指定校推薦枠 |
山手学院 | 65 | 5 |
桐光学園 | 65 | 1 |
鎌倉学園 | 65 | 1 |
日本女子大学 | 62 | 3 |
桐蔭学園 | 61 | 1 |
日本大学藤沢 | 60 | ? |
慶應義塾の推薦枠数のランキングとまとめ
早稲田の推薦枠と比較すると慶應は各高校あたりの推薦枠数が少ないことが分かる。
早稲田 | 慶應義塾 | |
(例)山手学院 | 12 | 5 |
例えば山手学院の早稲田の枠は慶應の2倍以上!
慶應義塾大学の指定校推薦枠数TOP3
各校あたりの枠の数がそもそも少ないので大差はなかったがランキングを作成してみた。
山手学院5枠
住所:横浜市栄区上郷町460
高校公式サイト:こちら
山手学院は早稲田大学のランキングに引き続き1位を獲得だ。
日本女子大学3枠
住所:川崎市多摩区西生田1-1-1
高校公式サイト:こちら
本女の早稲田枠は1だったので慶應に強い!
横浜サイエンスフロンティア2枠
住所:横浜市鶴見区小野町6
高校公式サイト:こちら
3位には公立高校が堂々のランクイン!
慶應に行きたいなら偏差値60以上は死守
やはり私立大学最難関の慶應義塾だけあって、指定校推薦枠を持っている高校はどこもハイレベルだった。
偏差値57の生田高校を除いて指定校推薦がある高校はどこも偏差値が60以上。
偏差値60以上の高校に行けなかったら慶應の指定校推薦は狙えないと考えてもいいだろう
さらに、1校あたりの慶應義塾大学の推薦枠はかなり少なめな様子。
入学者のうち指定校推薦での合格者が10%ということも考慮すると、慶應義塾大学へ指定校推薦での合格はかなり狭き門だと覚悟しておいた方が良さそうだ。
早稲田やGMARCHの指定校推薦枠を狙いつつ、
慶應の推薦枠取れたらラッキー
くらいの感覚で挑戦してみるのがいいだろう。
もちろん指定校推薦だって楽ではない。校内の定期テストはトップクラスでいる必要がある。
成績を維持するためには、部活だったり恋愛だったり何か犠牲にする必要があるかもしれない。
一方で一般入試の過酷さはみなさんが想像している通りだ。
指定校と一般のどっちが偉いとか楽とかそういったことではなく、自分に合った戦い方を選ぶのが大学受験を成功させるカギ。
指定校推薦で入学すると大学に入ってから大変?という内容については以下の記事で反論している。
よければ参考にしてみてくれ。
指定校推薦枠というのは毎年見直しがされるものだ。
今回紹介させていただいたデータは2022年3月現在で最新のものだが、気になる方は最新版の高校受験案内の購入をおすすめする。
それではまた。