指定校推薦

【一覧】慶應義塾大学の指定校推薦枠がある東京都内の高校を偏差値順で紹介

俺は指定校推薦での大学進学を強くおすすめしている。

塾おじ

理由は一般入試で有名私大に合格するのは皆さんが想像している100倍くらい難しいからだ。

誰もが憧れる私立大学最難関・慶應義塾大学

慶應に指定校推薦で合格できたら最高だと思わないか?

一般入試や総合型選抜で合格するのは難しそうだけど...

塾おじ

指定校推薦なら実力以上の大学に進学できるんだ!

今回は私立最難関・慶應義塾大学の指定校推薦枠がある東京都内の高校をまとめてみた。

都立の高校だけでなく私立の高校も可能な限りまとめている。

偏差値順で紹介しているから、

各高校の慶應の推薦枠をパッと見比べたい

保護者

という方におすすめの内容となっている。是非、最後まで読んでほしい。

慶應義塾大学の指定校推薦入学者割合

まずは慶應義塾大学に指定校推薦で入学する学生の割合について見ていきたいと思う。

最新の2021年度入試のデータを参照する。

メモ

参考にしているデータはあくまで指定校推薦入試での合格者数だ。

しかし、指定校推薦はその入試の性質上、辞退者はほぼいないので、

合格者数=入学者数[

としても差し支えない。

塾おじ

それでは学部ごとに割合を見ていこう

学部入学者数指定校推薦者数指定校推薦率
文学部83500%
経済学部112300%
法学部124517914%
商学部102324624%
医学部11000%
理工学部97418419%
総合政策学部40300%
環境情報学部38900%
看護医療学部10400%
薬学部2143617%

慶應義塾大学では、法学部商学部理工学部薬学部の4学部で指定校推薦入試が設けられていて、それ以外の学部では指定校推薦がないということが押さえておきたいポイントだ。

文・経済・医・総合政策・環境情報・看護医療は指定校推薦がない

大学全体では、

大学全体入学者数指定校推薦者数指定校推薦率
全学部642064510%
塾おじ

10%が指定校推薦だ。

指定校推薦を実施していない学部もあるので全体的には少なめといった印象。

割合的には明治大学の指定校推薦入学者と同じだ。

慶應義塾大学の指定校推薦は必ず合格できる?

慶應義塾大学の指定校推薦入試の志願者数と合格者数を見てみよう。

学部志願者数合格者数合格率
法学部179179100%
商学部25024698%
理工学部184184100%
薬学部363636%
大学全体64964599%

(引用元:慶應義塾大学 - 2021年度 指定校による推薦入試結果

法学部、理工学部、薬学部では志願者全員が合格できているのに対し、商学部に不合格者が4名いる点が気になるな。

何か事情があって出願はしたものの受験に行けなくなったとか、受験態度がよほど悪かったのかもしれない。

あるいはもしかすると商学部は少し厳しめに選考を行なっていたりするケースもあるのだろうか。

いずれにしても大学全体で99%の合格率だから指定校推薦が最強の入試制度であることに変わりない。

慶應義塾大学への指定校推薦枠がある東京都内の高校紹介!

慶應義塾大学の推薦枠がある東京都内の高校を偏差値順で一覧にしてみた。

偏差値や推薦枠のデータは旺文社の高校受験案内に記載されている数値を参考にしている。

特進クラス、スーパー特進クラスといったように偏差値が複数ある場合、低い偏差値を今回は採用している。

推薦枠があることを公開してはいるものの具体的な数字の記載がなかった高校は「?」と表示した。

慶應義塾の推薦枠がある都立高校

高校偏差値指定校推薦枠
西703
国立703
日比谷70
戸山684
八王子東68
立川684
青山674
新宿664
国分寺66
国際66
小山台652
駒場651
竹早642
町田633
小松川61
三田604
白鷗58
隅田川55

慶應義塾の推薦枠がある私立高校

高校偏差値指定校推薦枠
桐朋694
国際基督教大学69
青山学院69
城北673
中央大学附属672
明治学院662
國學院久我山651
成蹊654
創価651
帝京大学653
明治大学付属中野653
青稜632
成城学園621
錦城621
東京農業大学第一62
江戸川女子611
桐朋女子(普通科)611
國學院611
桜美林601
足立学園56

ランキングとまとめ

慶應義塾大学の指定校推薦枠数ランキング(都立編)

公開されているデータの中で都立高校のトップは4枠だった。

そして、4枠持っている高校がなんと5校あったぞ。

戸山高校4枠(偏差値68)

住所:東京都新宿区戸山3-19-1

高校公式サイト:こちら

立川高校4枠(偏差値68)

住所:東京都立川市錦町2-13-5

高校公式サイト:こちら

青山高校4枠(偏差値67)

住所:東京都渋谷区神宮前2-1-8

高校公式サイト:こちら

新宿高校4枠(偏差値66)

住所:東京都新宿区内藤町11-4

高校公式サイト:こちら

三田高校4枠(偏差値60)

住所:東京都港区三田1-4-46

高校公式サイト:こちら

慶應義塾大学の指定校推薦枠数TOP(私立編)

私立高校のトップも枠数が4つで都立高校と同様だ。

枠数が4つの高校が2校あり、その下に枠数が3つの高校が多数続く。

桐朋高校4枠(偏差値69)

住所:東京都国立市中3-1-10

高校公式サイト:こちら

成蹊高校4枠(偏差値65)

住所:東京都武蔵野市吉祥寺北町3-10-13

高校公式サイト:こちら

城北高校3枠(偏差値67)

住所:東京都板橋区東新町2-28-1

高校公式サイト:こちら

帝京大学高校3枠(偏差値65)

住所:東京都八王子市越野322

高校公式サイト:こちら

明治大学付属中野高校3枠(偏差値65)

住所:東京都中野区東中野3-3-4

高校公式サイト:こちら

慶應に行きたいなら偏差値60以上は死守

やはり私立大学最難関の慶應義塾だけあって、指定校推薦枠を持っている高校はどこもハイレベルだ。

白鷗隅田川足立学園という一部の高校を除いて、指定校推薦がある高校はどこも偏差値が60以上

塾おじ

偏差値60以上の高校に行けなかったら慶應の指定校推薦は狙えないと考えてもいいだろう。

さらに、早稲田大学はひとつの高校に8つ推薦枠があったりしたが、慶應は多くても4つ

塾おじ

こういうところが早稲田と慶應の差なのか...

入学者のうち指定校推薦での合格者が10%ということも考慮すると、慶應義塾大学へ指定校推薦での合格はかなり狭き門だと覚悟しておいた方が良さそうだ。

早稲田やGMARCHの指定校推薦枠を狙いつつ、

慶應の推薦枠取れたらラッキー

田中

くらいの感覚で挑戦してみるのがいいだろう!

もちろん指定校推薦だって楽ではない。校内の定期テストはトップクラスでいる必要がある。

成績を維持するためには、部活だったり恋愛だったり何か犠牲にする必要があるかもしれない。

一方で一般入試の過酷さはみなさんが想像している通り。

指定校と一般のどっちが偉いとか楽とかそういったことではなく、自分に合った戦い方を選ぶのが大学受験を成功させるカギだ。

指定校推薦で入学すると大学に入ってから大変?という内容については以下の記事で反論している。

よければ参考にしてみてくれ。

最後になるが指定校推薦枠というのは毎年見直しがされるものだ。

今回紹介したデータは2022年3月現在で最新のものだが、気になる方は最新版の高校受験案内の購入をおすすめする。

それではまた。

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