中学生になると誰もが一度は苦労する英単語…
英単語を覚えることが嫌で勉強が嫌いになってしまった子も多いと思う。
今回は効率のいい英単語の覚え方を紹介していく。
こんな人におすすめ
- 英語の授業についていけない中1、中2
- 公立高校志望の中3
是非、最後まで読んでみてほしい。
※ハイレベルな私立高校を志望している子には今回の内容だと不十分なので、英単語帳を使った英単語の覚え方は別の機会に紹介する。
簡単に自己紹介!
英単語の覚え方教える!なんて言っておきながら...。
実は中学生1、2年生のころ全く勉強をしていなかった
中1の頃は特にひどく、覚えている英単語は”ゼロ”と言っても過言ではないくらい勉強していなかった。
というより、
部活も勉強も両立できてるヤツらマジですげーー
とただ尊敬するだけの部活人間だった。
定期テストはいつも5教科で合計200程度。内申点は「2」。結構やばい中学生だ。
そんな俺だが、今回紹介する英単語の覚え方で中3の時に単語テストで満点を取ったのをきっかけに自信がつき、優等生の仲間入りを果たすわけだ。
公立高校入試では最終的に5教科全て90点以上。中3の途中まで誰もがバカにする生徒だったのにだ。
こんな俺にでも出来たのだからみんなも絶対に出来るはずだ!
今回は俺を変えた魔法のような英単語の覚え方を紹介していく。
中学の英単語学習は教科書で十分?
本屋さんにいくと中学生向けにいろんな単語帳が販売されている。
例えばターゲット中学版だったり、
システム英単語中学版だったり。
たくさんありすぎて、本屋さんでどれがいいか悩んじゃう方も多いと思う。
まず、俺の考え方として、
単語帳はどれを使っても得られる効果はほぼ一緒
ということは最初に伝えておきたい。
大事なことは”どの単語帳を使うのか”ではなく、”どうやって単語帳を使うのか”だ。
公立高校の入試で出てくる英単語は教科書に載っているものばかり。
そして教科書に載っていない英単語には日本語訳が注釈に記載されている。
そういうわけで、
金がムダになる単語帳なんて買わずに教科書で英単語を覚えろ!
って思うわけだ。
教科書を使った英単語の覚え方
それでは早速、実際に俺がやっていた英単語の覚え方を紹介したいと思う。
教科書って下の画像のように新出単語が教科書の左端や右端に載っているはずだ。
簡単に言うとあれをただ覚えていくだけ!
ステップ① 英単語の日本語訳を覚えていく
まずは教科書を見ながら英単語の意味を言えるようにしていく。
この時、教科書に何を(日本語訳など)書き込んでもOK。全てスラスラと訳せる状態になるまで繰り返そう。
そしたらステップ①は完了だ!
ステップ② ノートに英単語を書き出す
ステップ①で英単語をスラスラと訳せる状態になっているような気がするが、実はそんなことはない。
案外、順番や場所で覚えてしまっているということは少なくない。
だから、下の画像のように教科書に載っている英単語をランダムに順番を変えてノートでも何でもいいので書き出そう。
ステップ③ ノートに書き出した英単語を訳せるか確かめていく
ノートに書き出した英単語をすぐに訳せるかどうか確認していく。
この時にスラスラと訳せる英単語はもう完璧に覚えられていると思っていい。
ちょっと考えてしまったり訳せない英単語はステップ②と同様にノートの別のスペースに書き出していく。
※スラスラと訳せる英単語まで再度、別のスペースに書き出していく必要はない。
ステップ①〜ステップ③の行程で英単語の意味は完璧に覚えられるはずだ。
ステップ④ スペルはとにかく書き殴って体に覚えさせる(笑)
スペルに関してはもう書き殴るしかない(笑)
ただ、ステップ①〜③で英単語と日本語訳は結びついているはずだから、闇雲にスペルを覚えるより圧倒的に楽になっているはずだ。
ノートの使い方としてはステップ②と同様で、まず英単語の意味をランダムに書き出していって、スペルを書けるか確かめていくって感じ。
そしてステップ③と同様にスペルを覚えきれていない単語はノートの別のスペースに書き出して、繰り返しでスペルを覚えていく。
以上が俺が中学生の頃にやっていた英単語の覚え方だ。
これで驚くほど簡単に英単語を覚えることができるはず!!
一日にどれくらいの英単語を覚えればいいの?
じゃあ、どれくらい頻度でどれくらいの量を覚えればいいの?ってことだが、その答えは学年によって異なる。
単純計算をすると一日に10単語ずつ覚えても120日で全ての英単語を上記のやり方で完了させることができる。
でも一周で全ての英単語を覚えることは恐らく不可能だ。
忘れてしまうからね・・・
でも落ち込まないでほしい。忘れてしまうことが普通だ!
何度も繰り返し復習することによって入試問題で戦える単語力が身に付いていく。
だから繰り返し復習する期間も入れて逆算をしてどれくらいの頻度でどれくらいの量を覚えればいいのか決めてほしい。
それができる子は塾に通わなくても定期試験や高校入試で実力を発揮できるはずだ。できない子は、塾に通って信頼できる先生に頼ろう。
勉強を自己管理できるかどうかが塾に通う必要があるかどうかの見極めポイントだと思う。
また、中学英語の学習順序についてまとめた記事もある。是非、参考にしてみてほしい。
それではまた。