俺は指定校推薦(=学校推薦型選抜)での大学進学を強くおすすめしている。
理由はシンプルに一般入試が年々難しくなっているからだ。
それに指定校推薦を狙って高校1年生の頃からコツコツ努力しておけば基礎学力があるので途中で一般受験にも切り替えられるはずだ。
一方、受験生になるまであまり勉強してこなかった高校生は難関大の指定校推薦は狙えない。
なぜなら内申点が良くないからだ。
今回は最強の入試制度である指定校推薦を勝ち取るために意識したい塾選びのポイントを解説していく。
また、学習塾を運営していた俺が選ぶ指定校推薦対策におすすめ塾3選も紹介するので最後まで読んでほしい。
大手大学受験対策塾≠指定校推薦対策塾
まずは大手大学受験対策塾では指定校推薦に特化した対策が難しい点について解説をしておく。
大学受験知識<定期テスト対策
指定校推薦とは学力試験なしの面接のみで合格を勝ち取ることができる入試制度だ。
詳しくはこちらの記事で解説しているから参考にしてみてくれ。
学力試験がない代わりに求められるのが高校内での内申点。
難関大学になればなるほど取らなければならない内申点は高くなる。
言い換えれば内申点さえ取ることができれば、大学受験で求められるような受験知識は必要ないということ。
だから定期テスト対策が十分にできる学習塾であればどんな生徒であれ難関大学を狙うことができるのだ。
大学受験専門塾は定期テスト対策の邪魔
ところで大学受験専門の大手学習塾は受験に向けて独自のカリキュラムを組んで授業を進めていく。
この独自のカリキュラムが指定校推薦志望の生徒にとっては弊害となる可能性があることを理解しておく必要がある。
高校は高校独自のカリキュラム、塾は塾独自のカリキュラム。それぞれの授業内容が一致している時は問題ない。
しかし双方の授業内容にズレができてしまった場合はどうだろうか
例えば、高校の英語では関係詞の授業を受けているとしよう。
一方、塾の英語では仮定法の授業を受けていたとする。
この生徒は毎日、関係詞と仮定法というふたつの分野の復習をしなければならない。
こんな非効率は勉強はない。
ちなみに今ご紹介した例は全くもって特異的なケースではない。こういった高校と塾の授業内容のズレは往々にして存在する。
だから大学受験専門塾は定期テスト対策の邪魔な存在となってしまうのだ。
指定校推薦狙いの高校生が通わない方がいい塾の特徴
次に指定校推薦を狙う高校生におすすめできない塾の特徴を紹介する。
集団指導の学習塾
通っている高校によって授業進度が異なるため、塾独自のペースで授業を進めていく集団塾は指定校推薦狙いには向かない。
先に紹介した通り高校と塾で勉強していることのズレが生じてしまい非効率な勉強になってしまう。
管理型の学習塾
大学受験を前提とした管理型の学習塾では定期テスト対策が軽視されがちだ。
例えば、管理型学習塾として有名な武田塾の公式チャンネルではこのような動画が投稿されている。
受験対策に時間が奪われ定期テスト対策が全くできないという状況に陥ることになるので要注意だ。
営業が激しいタイプの塾
夏期講習や冬期講習など増コマを一方的に勧めてくる塾は辞めておけ。
塾の授業だけで忙しくなってしまい定期試験対策なんてほとんどできなくなってしまうぞ。
指定校推薦狙いの高校生におすすめな塾の特徴
提出物や授業態度などが重視される中学とは異なり、高校の内申点は定期テストが高得点でさえあれば高評価を貰いやすい。
指定校推薦を目指すのであれば、とにかく定期テストで高得点を取ることだけに専念しろ。
したがって塾選びも定期テストで高得点を狙える指導スタイルなのかを重視して選ぶのがベストだ。
自習室の設備が整っている
自習室が利用できるかできないかは非常に大事なポイントだ。
多くの高校生にとって自宅はスマホやゲームなど様々な誘惑があり勉強できない空間となっているのではないだろうか。
自習室は勉強せざるを得ない環境なので、定期テスト期間中も誘惑に負けることなく対策に集中することが可能だ。
質問対応ができる環境がある
定期テスト対策時に一番してはいけないことは、『分からなかった問題を分からないまま放置すること』だ。
分からないまま放置された問題が出題された場合、得点することができず結果的に内心点が上がらなくなってしまう。
こういったケースは想像以上に多いぞ。
だから分からない時にすぐに解決できるサポート体制は定期テスト対策をする上で重要になってくるわけだ。
通塾スタイルの自由度が高い
高校の得意科目や苦手科目は定期テスト毎に変わってきたりする。
例えば、
1学期は数学が得意だったけど2学期の内容はサッパリだ
といった具合だ。
定期テスト期間中は苦手な科目に注力した方がいいから、科目変更が柔軟にできる塾が断然おすすめ。
また、指導時間の振替が柔軟にできるかどうかも重要なポイントだ。
定期テスト期間中の不必要な授業はかえってテスト対策の時間を奪い非効率の原因の元となる。
指定校推薦対策におすすめの学習塾3選
個別指導塾WAYS
中だるみ中高一貫生、高校生専門塾である個別指導塾WAYSをおすすめしたい。
東京を中心に関東圏で23教室ある。
おすすめポイント
- 質問対応が中心の塾
- 無料で利用できる自習室あり
- 高校独自の教材にも対応可
個別指導塾WAYSの特徴としてはなんと言っても120分という長時間の個別指導。
それでいて一般的な個別指導塾と同じくらいの料金であるのは、質問対応が中心の塾であるという点が理由に挙げられる。
生徒一人当たりに着く講師の人件費が下がるから、週2コマ月額32,780円(税込)といったように通常の個別指導塾と同程度の料金で済むわけだ。
週2コマの個別指導の時間につまずいている分野を質問して解決しつつ、それ以外の日は自習室で定期テスト対策を行うという形で利用するのがベスト。
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坪田塾
『坪田塾』を知らなくても『ビリギャル』というワードを知っている人は多いと思う。
坪田塾はそのビリギャルのモデルとなった塾だ。
おすすめポイント
- 個別指導塾と比べるとお手頃
- 自分のペースで受講が可能
- 質問対応が可能
部活や課外活動が忙しいと自習の時間が確保できなかったり、そもそも通塾が難しかったりするだろ?
そういう人には坪田塾がベストチョイスだ。
授業の曜日や時間帯を自由に選択できるだけでなく10分単位でコマを調整することができる。
さらに当日の授業でも振り替えることができるから急な予定が入っても大丈夫。
もちろん授業調整が柔軟なだけではない。
一般的な個別指導塾だと大学生のアルバイト講師が生徒を指導するケースが大半だが、坪田塾は正社員の割合が高く安心できる。
自習室もあるからテストシーズンは塾にこもってテスト勉強といったことも可能だ。
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スタディプラス&ココナラ
スタディサプリとココナラの組み合わせも是非紹介しておきたい。
スタディサプリ
おすすめポイント
- 個別指導塾と比べるとお手頃
- 自分のペースで受講が可能
- 質問対応が可能
スタディサプリ(スタサプ)は言わずと知れた映像授業アプリである。
定期テスト前に理解が足りない分野をプロ講師の映像授業を受け理解を深めることがスタディサプリなら可能。
そして、指定校推薦を狙う人に特におすすめしたいのはスタサプの『合格特訓コース』だ。
『合格特訓コース』なら質問数の制限があるものの自由に質問対応ができる。分からないところを即解決できるから、
授業についていけない...。
なんてことにはならない。
この内容で月額10,789円(税込)というのは店舗型の学習塾ではあり得ない料金設定だ。
なみに『ベーシックコース』は月額2,178円(税込)とお得のように思えるが質問対応ができないから、指定校推薦狙いの生徒にはおすすめできない。
\今なら14日間無料体験あり/
それでも、できる限り固定費を下げたいということであればココナラとの併用をおすすめする。
ココナラ
おすすめポイント
- 利用した時のみ費用がかかる(無駄ナシ)
- 質問したい講師を選ぶことができる
- 授業日程の融通が利く
ココナラは学習サポートに特化したサイトではない。
しかし使い方によってはコスパよく学校の成績を上げることが可能だ。
ココナラは個人のスキルを売買できるサイトで優秀なオンライン家庭教師がうじゃうじゃスタンバっている。
どうしても理解ができない単元や分からない問題を必要な時に必要な分だけ優秀な家庭教師に個別でサポートしてもらえるのが最大の魅力だ。
「分からない部分だけ課金して解決する」というイメージね。
スタディサプリで映像授業を受講しながら、サポートが必要な部分をココナラで補うといった形で勉強に取り組めると効果的。
今なら無料会員登録だけで300円分のクーポンがプレゼントされるぞ。
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塾探しは口コミより無料体験重視で選ぼう
今回は指定校推薦を狙う高校生におすすめの塾について紹介してきた。
いろんな塾があるので塾選びはやっぱり悩むと思う。
元学習塾を運営していたオヤジとしてひとつだけアドバイスさせてくれ。
塾選びは決して口コミでしてはいけない
塾選びのポイントは体験授業を受けに行くことだ。
人の感想より自分の感想が大事だ
体験授業を受けるならイーリズム塾探しがオススメ。お近くの学習塾の体験授業が一括で申し込みができるから非常に便利だ。
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口コミサイトより有益な情報が手に入るはずだ。
それではまた。